この記事では「美容室tendre(以下、タンドル)」その名前に込められた想いについて、紹介しています。
2006年9月9日に名古屋市中区に美容室を立ち上げてから、皆さまに愛され続けて 18年以上お客さまのお役に立てて感謝の気持ちでいっぱいです。
また、長年通っていただけることで髪がドンドン良くなられていく様子を見させていただき、
お客さまに喜んでいただいている お話しもお聞かせいただけて、私たちのやりがいにもつながっています。
- 「美容室tendre」に込められた想い
- タンドルを愛してくださるお客さまへの
想い - いっしょに働くスタッフへの想い
私は、1997年から美容師一筋で、28歳のときにタンドルを立ち上げています。
タンドルを立ち上げてから現在まで、お客さまの悩みを解決するために試行錯誤と決断の連続でした。
お客さまに数年、数十年と寄りそい続けるためには、美容師が長く働き続けられる職場が不可欠!
美容師が健康で、プライベートも充実していなければ 成り立たないと考えていました。
どのような経過を辿り「お客さまの悩みを解決する美容室」「30代•40代女性の美容師が活躍できる職場」が育まれたのか
「美容室tendre」に込められた想いといっしょに綴っていますので、ぜひお読みください。
オーナースタイリストの長田が
お届けします。
美容室tendreその名前に込められた想い
美容室の名前「tandre」とは、フランス語で 「やさしい」という意味です。
髪のダメージや薬剤に敏感などで 諦めていたお客さまにも、施術可能なメニューを提案しています。
日々の疲れをリセットできるリラクゼーションメニューも、豊富に取り揃えています。
髪質や体質などで悩みを持たれているお客さまにとって、髪と心の拠り所となる美容室でありたいと名づけました。
ここからさらに、タンドルに込めた想いをお話ししていきます。
やさしい美容室tendreの2つの軸
タンドルを立ち上げるとき、軸にすえた2つの想いについて、ご紹介します。
- 髪や頭皮に優しい薬剤で施術して、
お客さまの悩みを解決する - 働く側のスタッフに優しい環境を整える
①髪や頭皮に優しい薬剤で施術
して、お客さまの悩みを解決する
1つ目の軸は、髪や頭皮に優しい薬剤で施術することで、お客さまの悩みを解決することです。
初めてのお客さまには初回カウンセリング(30分無料)を行っており、髪質や体質に合わせて施術するため体質にもあわせられる薬剤を多数揃えています。
髪を扱うプロとしてお客さまにお悩みを打ち明けていただき、最善の方法を提案していきたいという想いで施術しています。
悩みが解決する美容室である
ため、ケースバイケースのマニュアルを作成&更新中!
②働く側のスタッフに優しい環境を整える
2つ目は、働く側のスタッフに優しい仕事の環境を整えることです。
毎日、美容師が安月給で休みなく働いて疲れた状態で、最高の施術ができるのでしょうか?
そして美容師自身が幸せでないのに、お客様を幸せにできるのでしょうか?
また「なぜ美容業界の常識は世間の非常識なのか」に疑問をいだいていました。
この当たり前を変え、女性美容師が働きやすい環境を整えたいという想いもタンドルの軸にしました。
求人希望の方に対しても、
優しい発信を心がけています◎
当時ほとんどの美容室が求人票の内容にない「なもなき仕事」などが業務にあり、求人情報と実務が異なることが当たり前でした。
求人の内容と実務の違いをなくすため、最初から正しい情報が求職者に届くよう発信しています。
- 事実ベースでの業務
- 情報が本当なのか見極めるエビデンス
求職を希望する美容師が「働きやすさを目指している会社なのか、働きやすい環境が実現している会社なのか」がわかりやすいと思い、
今では、国や愛知県、名古屋市が定めるホワイト企業認定を美容業界で唯一、取得しています!
目指しているんじゃなく実現しているんです!
美容室tendreへの想いを貫いたエピソード
タンドルへの想いを強く意識したエピソードをご紹介します。
お店の開業当時はヘアエクステンションの全盛期でしたが「絶対、髪や頭皮に負担のあるものはしない」と言い切り、メニューにしませんでした。
当時は美容室の儲かるメニューとして、エクステを取り入れている美容室オーナーが多かったことから
「経営者になれよ」「綺麗事だな」など、諸先輩方から かなり御指導、御助言いただきました。
ですが誰に何を言われても、お店を立ち上げるきっかけになった目的だけは貫きたいと考えていました。
私が経験したような悩みで困る方を救える場を作ることが目的だったからです!
オープンから少し経ち、現在の最も人気メニューとなったオーガニックカラーの香草カラーに出会ったのです。
私の美容室を立ち上げた目的に沿い、「これは絶対にお客様に喜ばれる」と確信がもてたので香草カラーを使いこなせるよう真剣に取り組みました。
香草カラーの導入は、なんと当時働いていたスタッフ全員が猛反対。
どうしてもオーガニックカラーの良さが伝わらなかったスタッフは、タンドルを離れることになり、残念でなりませんでした。
当時は胃が痛くなり、かなり心が凹んだ記憶があります。
ですが、一緒にお客さまを喜ばせてくれるスタッフが より一層大切に思えるようになりました◎
また、新たなスタッフには入社前に「どんな目的で、何を提供していく美容室なのか」面接時にはっきりと伝え、一緒に働くようになりました。
おかげさまで、今のタンドルがあります!
美容室tendreの想い
私はタンドルのオーナーとして18年以上経つと同時に、天職と言える美容師を28年以上続けています。
お客さまやスタッフにとって、やさしさで満たされた美容室でありたいと考えぬいてきました。
この原動力は、独立前の経験や体験に大きく影響を受けています。
修行時代に私が感じていた想いや今タンドルで一緒に働くスタッフの想いを ご紹介します。
オーナー長田の想い
私は、飲食店を経営する親の影響が大きく、幼いころから手に職をつけて一生楽しく働ける仕事をしたいと思い、美容師の道に進みました。
美容師を続けて5年ほど経った頃、修行先で取り扱う化粧品やヘアカラーによって肌が荒れた状態になりました。
- 頭皮は湿疹
- 顔はブツブツができて赤くなる
- 耳の後ろや背中もボロボロ
- 手荒れは当たり前
「もうヘアカラーはしたくない」と思うくらいの日々が続きました。
肌は誰が見ても荒れていたので、お客様から心配されるほど。
自分自身の身体の反応やお客さまの頭皮や髪の悩みを聞くことで、美容業界の「当たり前」や美容師が働く環境に疑問を抱きはじめました。
カット技術は学び続ける場が多く、私もたくさん学ぶ中でカットコンテストで入賞したり、諸先輩方のおかげ様で優勝も経験させていただきました。
一方で、お客さまの髪質や体質などの悩みを解決するための学びの場は少なく、機会があっても会社の方針で参加するのが難しい環境でした。
- 化学物質過敏症
- アレルギー体質
- 細毛
- 脱毛 など
「せめて肌の勉強をしよう」と働きながらエステティシャンのディプロマを取りにいき、西洋医学より東洋医学に着目するようになっていきました。
デザインばかり追っても、お客さまの悩みを解決する知識は浅く
「その時だけ良ければよいのではなく、根本を見直すケアが可能な施術を提供したい」という想いが強くなっていきました。
お客さまへの想いや自身の経験から「やさしい」という意味の「美容室tendre(タンドル)」が誕生したのです!
今思うと不思議なくらい、
突き動かされる原動力が私には
ありました!
「お客さまの悩みを解決する」トータルケアの美容室でありたい「美容師が仕事もプライベートも充実する豊かな人生」を過ごせる環境にしようと考えたのです。
髪はもちろん、頭皮や身体にも優しい美容室であることを軸に、今も10年後も健康で美しくいられる◎
かかりつけ医のような存在で
ありたいと思っています!
「全てはお客様の喜びのために」という理念を掲げることでお客様の喜びを一緒に分かちあえる美容師として、
また人として成長できるよう、年々 働きやすさ向上も実現しています。
現在では お客さまと一生付き合えるよう、新規のお客さまを割引して御来店いただくより 長く通っていただけるお客さまこそ大切にしています◎
私たち働く側も、髪質や体質など わかっている お客さまに携われることで
お仕事の事前準備がしやすく、完全マンツーマン制で お一人さまずつのお時間を配慮してお取りできる仕組みを作っています。
業務削減に取り組み、今では毎日定時帰宅が当たり前です。
そして、業界の当たり前を大きく覆すような環境となりました!
- 分業に取り組んでいるので、休日が本当に休日◎
- 美容師以外の専任者がいるので、ご予約変更を希望する お客さまへの対応はなし
- お休みに講習会への参加で、お休みが
つぶれることもなし
そう! 綺麗事に真っ向から探究心と仕組み化で向き合うことで差別化 さらには独自化まででき、整った環境を実現しました。
「 一般企業のような働く環境を!」と思った綺麗事が、一般企業の方々がうらやむほどの環境へと進化し、深化してきました。
美容室tendreで働くスタッフの想い
タンドルでいっしょに働くスタッフに、仕事への想いを質問したので、ぜひお聞きください。
お話を聞いたのは、こちらのお仕事を担うスタッフです。
中途入社の正社員美容師
- 会社の良いところは何ですか?
-
息子のイベントや家族の大事な日には家族を優先しながらも、きちんと責任ある仕事もさせてもらえることです。
働いている美容師はママスタイリストさんで、お休みをいただいても、特に自分だけ気が引けることはありません。
逆に、お客さまお一人お一人に責任を持って携われています。
今までのスキルを活かしながら、タンドル独自の施術や知識で更にスキルアップし、
お客さまと丁寧に向き合えるところが、色々美容師として経験を重ねてきたからこそ、有難い環境だと思っています。
驚くことに、以前の職場と比べてお給料ほぼ2倍、疲労感は半減しました!
美容師さんから喜ばれ、環境を整えて本当に良かったと思っています。
清掃専任スタッフ
- 働く中で、心がけていることは?
-
清掃は週2回、営業前の早朝に入らせてもらっています。
「休みながら取り組んでよい」とオーナーから許可をもらえているので、休憩しながら無理せず清掃しています。
タンドルでの清掃だから、清掃時に使う洗剤など汚れが落ちればよい訳ではなく、
米ぬかを使ったり、自分で作った洗剤を使ったり、清掃後の空気が綺麗であるようにしています。
働くスタッフも
安全第一、健康第一です◎
バックオフィススタッフ
- 働き方を探している美容師さんへのメッセージ
-
美容師さんのお仕事に専念できるよう、
私たちが美容師さんのお仕事以外を安心してお任せいただけるよう日々勤めています。
SNSの更新やお休みもお客様へのレスポンスに疲れてしまっている美容師さん、是非ご安心ください◎
分業制で美容師のお仕事に集中できます!
美容室tendreその名前に込められた想い|まとめ
この記事では「美容室tendre(タンドル)」の名前に込められた想いを紹介してきました。
最後にもう一度、振り返ってみましょう。
- フランス語で 「やさしい」という意味
- お客さまの悩みを解決し、
人生に寄りそう美容室でありたい - 美容師が仕事もプライベートも充実する豊かな人生を過ごせる美容室でありたい
修行時代の経験と体験から「お客さまの悩みを解決できる美容室を作りたい」という想いから、起業して突き進んできました。
今では皮膚科にいっても、エステに通っても解決しなかったトラブルが解決するお店と言っていただけることもあります。
また、女性美容師が働きやすい職場を国や愛知県、名古屋市からホワイト企業として認められるレベルで実現できています。
25万軒ある美容室でホワイト企業認定を受けているのはタンドルだけ!
今後もお客さまのお悩みが髪や頭皮、身体にも優しい薬剤で根本解決していき
「有難う」と仰っていただける お仕事をさせていただけることで、働く美容師側も「有難うございます」と有難うの連鎖を◎
更には スタッフ同士も適切な距離感で付かず離れずな関係性で、お互いが「有難うございます」と言いあえる関係性、
ご尽力いただける業者さまや関わってくださる方々との「有難う」の連鎖が起きていく源でありたいとtendreは考えています。
目の前のお客さまを大切にして お客さまの喜びを想像し、いつも有難うに包まれて過ごす美容師人生に興味のある方・美容師さん募集中です!
タンドルの美容師について さらに知りたい方は、この記事で詳しく紹介しています。
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